【住宅購入者必見!長期優良住宅制度とはどんなもの?住宅性能表示との違いは?】
お家を購入する際は、長く住み続けられる物件を検討されるでしょう。
実は、長期優良住宅制度を使ってお家を建てると、長年良い状態で住み続けられるだけでなく税金の優遇が受けられることをご存知ですか。
この記事で詳しく解説していきます。
長期優良住宅制度とはどんな条件の住宅なの?
長期優良住宅制度とは、長年継続して良好な状態を保つための措置がとられた住宅に対して、税金の優遇をすることです。
言い換えると、品質良好なお家には税金が控除される仕組みです。
お家を一軒建てるには、建築前も住み始めてからもお金がかかるので少しでも負担を減らしていきたいですよね。
この制度を利用できる
・バリアフリー性
・耐震性
・居住環境の良さ
・劣化対策がされている
・維持保全計画
・省エネルギー性
・面積(一戸建ては75平方メートル以上で一つのフロア面積が40平方メートル以上)
・生活形態の変化に対応できる可変性
・維持管理・更新が容易にできる
これらが整っていることで、長期優良住宅制度の恩恵を受けることができるようになります。
新築時から、長く住むことを考えて設計をすることが大切ですね。
長期優良住宅制度と住宅性能表示の違いとは?
長期優良住宅制度の条件に当てはまるのは、長く住み続けられる
これによく似た言葉として、住宅性能表示があることをご存知ですか。
住宅性能表示とは、質の良い家を建てることの指針となるものです。
具体的に言うと、
暮らす人の目線で見ると、品質が良い家に
この2つの違いですが、
・条件の基準
・優遇措置
の2点が挙げられます。
まず、長期優良住宅制度は上記に挙げた9項目に該当することが求められますが、住宅性能表示は空気や光・音環境、防犯などの項目も対象となります。
つまり、より環境が整えられることが重要視されるのです。
また、高齢者への配慮なども基準に含まれるため、さらにバリアフリーが強化されることとなります。
次に、基準に該当する住宅に対する優遇措置とはどのようなものなのでしょうか。
これらの違いは、長期優良住宅制度の方が住宅ローンの減税額が多くなり、住宅性能表示は地震保険料の割引が受けられる点です。
なお、生活者はどちらの制度も選ぶことができるので、良いとこどりのお家を造るのが理想的だと考えます。
まとめ
より良い環境で長く暮らすために、基準をクリアした住宅に対する優遇措置が設けられています。
税金の控除など家計の負担を抑える政策となっているので、お家を建てる際は参考にしてみてください。
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