【不動産会社に依頼する売却査定のポイントをご説明】
自身が所有している不動産を売却する際に、なるべく高く売りたいと思うのは当然ですが、それではその際に不動産会社へ依頼する売却査定のポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は不動産会社に依頼する売却査定によってわかることと、売却査定でチェックされるポイントについてご説明します。
不動産会社に依頼する売却査定のポイント:売却査定でわかること
不動産会社に売却査定をしてもらうと、「このくらいの価格であれば売れるだろう」と値付けをおこなってもらえることになります。
この査定価格は、販売活動を3ヶ月ほどおこなった際に売却が可能と考えられる価格であることがポイントの1つです。
そして査定価格がわかると、副次的に判明することがあります。
まず残っている住宅ローンの返済が可能かどうかであり、査定額とローン残債を比べることにより、資金計画が立てやすくなるといえます。
もし住宅ローンが完済できるようであれば、手元の資金と合わせて、次の物件にどれくらいの頭金や初期費用をかけられるかがわかるようになります。
その結果おのずと次に住む物件の購入可能価格がわかり、結果的に物件探しについても限定されていくことになるのです。
不動産会社に依頼する売却査定のポイント:査定時のチェックポイント
それでは不動産会社の売却査定では、どのような部分がチェックされるのでしょうか。
まず戸建てについては、所有者が明確であるか、境界線は確定しているか、越境しているものはないかなどの権利関係について確認されます。
そして日当たりや風通しは良好か、騒音や臭気はないか、地中に障害物はないか、周辺環境はどうかなどの外回りの部分と、建物の状態はどうか、水回りの使用感はどうか、雨漏りや床の傾きはないかなど建物自体がチェックされます。
マンションについても、立地や周辺環境はどうか、広さや間取りや設備はどうか、専有部分の設備や内装の傷みはどうかなど、戸建てのチェックポイントと近しい部分も確認されます。
一方で階数や方角はどうか、築年数や構造はどうか、施工会社や販売会社はどこか、共有設備の充実度はどうか、駐車場の有無はどうかなどの、マンション特有のチェックポイントがあります。
さらに管理状況はどうか、管理費や修繕積立金の延滞はないかなどの管理面をチェックされるのも、戸建てとは大きく異なるポイントといえるでしょう。
まとめ
不動産の売却査定を依頼することによって、査定価格が判明し、その後のマイホームについての資金計画が立てやすくなることは間違いありません。
また戸建てとマンションの査定のポイントは異なるため、スムーズな査定のためにも、査定前にそれぞれの査定のポイントについてはある程度把握しておくべきといえるでしょう。
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